あけましておめでとうございます。円山アカデミーの飯島です。
今回は一見関係の無さそうな読書量と算数の成績の相関関係についてお話したいと思います。以下のグラフをご覧ください。
![算数の偏差値の変化](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=733x10000:format=png/path/s5f7153113a1053cc/image/i6b8b1cc3d82b0780/version/1546772391/%E7%AE%97%E6%95%B0%E3%81%AE%E5%81%8F%E5%B7%AE%E5%80%A4%E3%81%AE%E5%A4%89%E5%8C%96.png)
何と「読書が多い生徒(10冊以上)」と「読書が無い生徒(0冊)」では、1年4か月後に学力テストを行った結果、偏差値が約5pt.も差が付いてしまいました。
これは高校受験の高校の偏差値に直すと4校~5校くらいの差が出てしまう偏差値で、非常に衝撃的な結果であると思います。
理由はいろいろと考えられると思いますが、計算に入る前の段階は国語力が重要で、文章中に与えられた条件を正確に把握できる力を高めているからではないかと推察できます。
今回の分析の結果は、読書が教科の学力の伸びと関連している可能性が示されたのではないかと思います。円山アカデミーでも、国語がどの教科においても土台になる重要な教科と考え、国語の授業は毎週1コマを使用し、授業をしています。
まずは少しずつでも文章に触れ、読書の習慣を持つことが重要ですね。