札幌公立TOP5校に進学するための進路指導

 こんにちは!円アカです!

 

 円アカでは9月2日(土)から今年度の第2回目の保護者面談を実施しています。円アカでは、6月、9月、11月、2月の年4回実施しています。月に1度の塾内テストと道コンの個人成績表を参考にして生徒の現状、そしてこれからの方針・対策をより具体的にお話をさせていただいています。より具体性を出せるのは、道コンや定期テスト以外にも、「定期的に行っている塾内テストがあるので出来る」ことではないかと思います。

 

 円アカでは、このように9月は保護者面談の時期なので、今回は円アカでの中学部(トップクラス)の生徒の面談での内容の一例のお話をさせていただきたいと思います。まず、講師側は、道コンの個人成績表、駿台中学生テストの個人成績表、サピックスオープンの個人成績表、そして北嶺中・高校の合格実績のプリントを準備します。道コンの個人成績表は、自分自身の志望高の合格可能性、自分の通っている中学校の中での自分の順位などをお話するために使用します。そして、ここからが円アカと他塾との違いが出てきます。

 

 北海道公立高校入試である以上、道コン(道内)での今の自分の立ち位置を知ることは必要不可欠です。ですが、札幌公立TOP5校、特に札幌南、札幌北、札幌西、札幌東の札幌市の中での各地域No.1高校では、道コンまでの内容で終了するのは非常に危険であるということです。それは「札幌公立TOP5校に進学=難関大学に進学」ではないからですよね。駿台中学生テストの個人成績表と、北嶺中・高校の合格実績の表とを付け合わせて、「札幌公立TOP5校に進学後に今現在どの辺の大学のレベルを狙えるか」まで、円アカの保護者面談でお話をさせていただきます。

 

 第一志望高校が道コンで98%だったとしての面談のコメントの一例です。

 

 ・駿台中学生テストを受験していない場合

 「道コンの個人成績表からこのままでいけば~高校に行けそうです。この調子で頑張ってください。」

 

 ・駿台中学生テストを受験している場合

 「道コンの個人成績表からこのままでいけば~高校に行けそうです。まずは高校の合格のところまではクリア出来ています。そして、駿台中学生テストの個人成績表と、北嶺中の大学の合格実績の表を付け合わせると、高校に進学後は~大学あたりを狙える位置にいます。ただ、数学の偏差値がまだ他の教科よりも低いので、今の偏差値で推移していくと、数学が得意な文系、もしくは理系に進むならば、数学が苦手な理系になる可能性が高いです。文系に進むならば良いですが、もし理系に進むならば、今現在は、数学の偏差値を上げるために新中問の後ろのページなどの難易度の高いものを中心に取り組んでください。」

 

 あくまで成績面ですが、極端な言い方をすれば、道コンだけでは、志望校が98%付いてしまうと話すことがなくなってしまうことがわかりますが、駿台中学生テストを受験していると、次の大学受験、そして文系に向いているのか、理系に向いているのかのお話まで出来てしまいます。「未来の自分の向き・不向き」までわかってしまいます。そうすると「自分の未来を考えやすい」ですよね。

 

 皆さんはどちらの進路指導が良いですか。一般的にいけば、後者と答える人が多いと思いますが、残念ながら、この進路指導を出来るのは、札幌市の中では円アカしかありません。駿台中学生テストを継続的に受験している学習塾が札幌市には円アカしかないからです。道コンで高得点を取れるからといって、駿台中学生テストで高い偏差値を出せるかどうかはわかりません。つまり、道コンで高得点を取ることと、札幌南・札幌北などの札幌公立TOP5校の中でやっていけるかどうかは「まったくの別物」ということです。「札幌南・札幌北と同等のレベルである北嶺中・高の中での自分」、これが非常に重要なのではないかと思います。