札幌公立TOP5校(特に東西南北)に進学するなら「下準備が重要」です。

 こんにちは!円アカです!

 

 先日のブログの「円アカの原点」で少し厳しい内容を書かせていただきましたが、やはりそれは「高校という環境を意味のあるものにしてほしい」ということで、札幌公立TOP5校に進学をして、その環境をうまく活用し、旧帝国大学などの難関大学を目指せるようになってほしいからです。小樽商科大学などの北大を除く道内の大学であれば、共通テストでほぼ決着がつき、「受験してくるライバルも道内の高校生が90%以上を占める」ので、中学生までの道コンや定期テストで取れている点数や偏差値は将来的にも参考になるかもしれませんが、北大はそうはいきません。それはなぜか。北大の入学者は「道内3:道外7」で入学者の大部分が「道外出身者」だからです。

 

 一例をお見せしたいと思います。以前にもお見せしたことがありますが、都立日比谷高校の進路指導部通信の一部です。

 

結果から見えたこと

 今回ポイントになるのが、「国語・数学・英語」です。北大などの難関大学に合格するためには、「数学・英語が強い」のは「最低条件」です。どうして「公立高校である都立日比谷高校」が、名だたる私立の中高一貫進学校の中でこのような成績を収めることができるのか。その最大の理由は、日比谷高校に通っている生徒たちが、中学生のときに受験していた模擬試験にあります。その模擬試験は円アカのブログで何度もお話をさせてもらっている「駿台中学生テスト」ですよね。下記の円グラフからも分かる通り、日比谷高校に合格している「約60%の中学生が受験している」ことがわかります。

円グラフ

 では、なぜ駿台中学生テストが重要になってくるかというと駿台中学生テストの中3の問題では、英語は「英文法、英単語、英熟語」は「大学入試共通テストレベル程度」のことをやっておかないと点数になりません。つまり、最低でも、日比谷高校に合格している生徒の約60%は「共通テストレベル」のことを中学生までで勉強してきていることになります。次に、国語ですが、漢字は「漢検の2級レベル程度(高校卒業・大学・一般程度)」、古文では古文単語は「共通テストレベル」、古文の文法は「高校初級程度」まで勉強していなければ駿台中学生テストでは点数になりませんし、説明文などの文章読解も予備校の模試の高1レベル程度は出題されます。

 つまり、駿台中学生テストに向けた準備をしていくということは、国語・英語に関しては、ここからも分かる通り、「小学生・中学生までで下準備が出来ている状態」、つまり「時間のかかる英単語(共通テストレベル)などの暗記を中学生までである程度済んでいる」、「高校生の勉強の「主要な教科」で必要な基礎基本を勉強している」と言うことができます。そうすると、公立高校でも、名だたる私立の中高一貫校に混ざり、上記のような成績を取ることができ、そしてそれはそのまま「難関大学の受験に繋がる」ということが言えます。

 

 次に数学ですが、数学に関しては、駿台中学生テストでは高校生の内容が問われることはありません。問われませんが、中学生内容までで、相当練られた「応用力・発展力」が問われる問題です。この問題をクリアしてきたと考えるならば、高校生の「難関大学の2次試験や一般入試などの数学でも対応できる下地や心構え」を中学生までで確立してきたのだろうなと思います。

 日比谷高校のアドバンストの評価は、国語、英語に比べて低いですが、「後から追い上げてくる期待感」をかなり持つことができますよね。アドバンストの日比谷高校の成績は、本当に「駿台中学生テストでしてきた準備の通りの成績」だなと思います。この下準備が「公立高校で東大合格全国1位」を支えているのではないかと思います。

 

 では、向陵生はどうでしょうか。やはり、札幌公立TOP5校に進学するという観点から言えば、向陵生も日比谷高校に進学する中学生のようなことをやらなければならない。公立高校でも日比谷高校の生徒は「小学生・中学生で下準備をしている」から、開成、灘などの名だたる私立中高一貫校の進学校と混ざっても「一定の成果」を出せる。だから、「大学受験でも勝てる」ですよね。そして、将来的に、こういうレベルの生徒が、東京大学・京都大学などが難しいので北海道大学を受験してくるので、「道内3:道外7」なんですよね。「札幌公立TOP5校に進学=北大以上の合格」と考えている人が多いですが、「上だけの戦い」はそんなに甘くない。北大に合格する分母の大半は、日比谷高校に進学した生徒と同じように小学生・中学生で、ある程度の下準備を終了してきており、そういう道外の高校生たちに、「道内の高校の受験生がはじき出されている」というのが現状なんですよね。

 

 でも、こういう勉強をスタートさせるためには、本人の「心構え」や「精神力」が必要です。そして、それはすぐに身に付くものではありません。円アカ生もそうですが、半年、1年と自分自身と向き合って、少しずつ身に付けていくものです。もちろんこういうことは、将来のビジョンが明確化されていると身に付きやすいので、「心構え」、「精神力」がすでにあるならば、私立の中学校のほうが良いのかもしれません。でも、大半の小学生は、将来のビジョンなんてないに等しい人の方が圧倒的に多いのではないかと思います。つまり、「心構え」、「精神力」を身に付けるために、「ある程度失敗をしても良い環境」を用意してあげて、そこで訓練をしていくということが重要だと思います。

 

 北嶺中学校、立命館慶祥中学校の私立の進学校に行ってしまえば、本人に関係なく、「速くて難しい勉強」が、「学校」で始まってしまいます。でも、向陵中学校に行けば「教科書の基本的な勉強」を、円アカでは「札幌公立TOP5校への下準備」を行うことができます。学校で「速くて難しい勉強」が始まってしまえば、本人が付いていけてもいけなくても「6年間」はその学校に通うことになります。ご本人に明確なビジョンがあればその勉強にもついていく可能性は高いかもしれませんが、そうでなければ「速くて難しい」ぶん「マイナス方向への反動も大きい」と言えます。

 ならば、向陵中学校でまずは「道コン」、「定期テスト」レベルの勉強を真面目にやる習慣を最低限付け、自分の将来の方向性をよく考えながら「円アカ」に通い、札幌公立TOP5校を見据えて「進学後の自分のために難関大学への下準備」をしたり、「速くて難しい勉強に向き合える自分」を作っていく。円アカのように、学習塾であれば、学校ではないので「失敗しながらチャレンジ」することができますよね。円アカ生も、周りの環境の誘惑に勝ったり負けたりしながら、少しずつ歩を前に進めています。

 

 北大の入学者の道内3の概ねの道内の高校生がしている「出た所勝負をする」か、道外7の首都圏を始めとする高校生が、「小学生・中学生のときにしている下準備」をして札幌公立TOP5校に進学し、旧帝国大学などの難関大学を目指すか。それは一般的に考えれば「後者」という人が多いのではないかと思います。

 円アカでは、今現在、円アカ生の保護者面談をしていますが、ある保護者様が面談で「円アカって、プレ高校生のような環境ですよね!」とおっしゃっていました。まさしくその通りです。札幌公立TOP5校に進学したい向陵生には、円アカに通塾して、円アカのこの環境をしっかり活かして、札幌公立TOP5校に進学してほしいと思います。そうすると、進学後も、自分の思い描いた理想に近づきやすくなる。これがやはり重要ですよね。

 

 毎年見ている現象ですが、私立高校に進学した人が、推薦入試などで東京六大クラス、MARCHクラスの大学に進学を決める中、札幌公立TOP5校に進学した人の大半は、一般入試で挑戦してもそれらの大学には進学できない。それは各高校のホームページの進学実績を見てもらえれば分かると思います。世の中で評価される大学受験では、向陵中学校から札幌公立TOP5校に進学できても、立命館慶祥高校などの私立高校に進学した人に、推薦入試などで大学入試では結局は負けて「立場が逆転」をしてしまう。これって、「すごく理不尽だ」と感じませんか。せっかく勝ち取った高校生活です。学生生活の最後の大学は「自分の納得のいく進路」、「意味のある進路」にしたいですよね。でも、そのためには、何度もお話をする通り、「小学生・中学生のときに下準備が必要である」ということ。

 

 だから、札幌公立TOP5校に進学する100名の向陵生には無関係だと思ってほしくない。だって、自分たちに結局は降りかかってくることですよね。向陵中学校から私立高校に進学した同級生が、高校を卒業して気付いたら、「自分より格上の大学」に進学していた・・・。中学生の時には勝っていたのに・・・。嫌ですよね。自分だったら非常に嫌です。だからこそ、札幌公立TOP5校に進学する100名に関しては、札幌公立TOP5校に進学するということは、大学入試は一般入試でチャレンジする可能性が高く、尚且つ、北大以上とご本人だけでなく保護者様も考え始める可能性が高いわけですから、札幌公立TOP5校を見据えて、後からご本人が困らないように、小学生・中学生のときに、先ほどの都立日比谷高校の例を挙げましたが、「札幌公立TOP5校を見据えた下準備」をきちんと進めて、札幌公立TOP5校に進学をすることが重要なのではないかと思います。