「テストで高得点の人」は「勉強が好き」?

 こんにちは!円アカです!

 

 保護者面談などで、「頭の良い子は、やはり勉強が好きなんでしょうか、先生?」とよく聞かれるのですが、今回は「あすがくのアンケート」をもとに、その内容について円アカ生(トップクラス)が答えた内容を表にまとめてみました。下記の表をご覧ください。

 自分の塾講師の経験則からいっても、「テストで高得点の人」=「勉強が好き」ではないと思っていましたが、やはり表にまとめてみると一目瞭然です。一定の傾向はありません。

 

 「好きこそ物の上手なれ」ということわざがある通り、「好きである」ということは「理想」であると思います。しかし、この表のように、「好きではない」と答えている人でも、「テストで高得点を取っている」と考えると、「好きではないこと」でも「努力をやり切る心」が「差になっている」のではないかと思います。

 

 この表の結果は、イソップ物語で言えば、「アリとキリギリス」と同じではないかと思います。「アリとキリギリス」は、「勤勉と怠惰の対比」を通じて深い教訓を提供しています。この童話が教えるのは、「未来を見越した計画性」と「努力の重要性」、そしてその結果として得られる「安心感」です。円アカ生を実際に見ていても、成績の良い小学生・中学生は、「努力をしないことへの何となくの不安感」を感じていることが多く、「安心感」を得るために、「努力をやり切る心」をやはり持っている可能性が高いのではないでしょうか。